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災害復旧支援レポート①

佐賀家庭教会を代表して壮年の八木(やっつん)さんが佐賀教区、教会の協力の元応援にに来て下さいました(^^)v

昨年、佐賀県大町・武雄市の豪雨災害の時から技術系災害ボランティアとして一緒に活動しました。

今回は屋根。今後九州におきましても台風被害や地震で屋根が崩れてしまう可能性があります。しかし現在におきまして九州方面で屋根にブルーシートを張ることの出来るボランティアチームは多くありません。そのためUPeace佐賀においても屋根における災害ボランティアが出来るようにやっつんが代表して勉強も兼ねて応援に来てくれました。

 

リホームや新築の際に間取りや日当たり等よりも一番気を使ってほしいのが屋根ではないかと私は思います。屋根は建物の中で一番日に照らされ風雨にさらされています。しかも目視することが難しい場所でもあります。土砂災害や地震災害はある程度で落ち着きますが雨はある程度降れば降らなくなるということはありません。このように瓦が落ちてしまえば雨が降り続く限り雨漏りの原因となります。やがて骨組みが腐食していくことでしょう。

 

 

私たちが屋根に上がる場合は必ず安全対策を前提として作業を行います。

ハーネスやロープワーク。梯子の昇り方降り方なども研修しています。ロープレスキューを実際に行ってきた方のご指導を受け実践を通して学んできたノウハウを生かして活動しています。私は技術系と呼ばれるのは単にブルーシートを上手に張れるからではなくてこの安全確保できるロープワークが大前提であると思っています。屋根にシートを張ることはそんなに難しいことではありません。しかしそれ故に転落事故が後を絶ちません。

親綱のアンカーの取り方も現場の状況で変わりますが、どこにどのようにとるかも大切。アンカーの取れない時にはどう対処するのかということもあります。

親綱は落ちないためだけに張るではありません。落ちた時のことも考えて張らなければなりません。ロープレスキューの方に「あなたたちは落ちないためにロープを張っているけれど事故は必ず起きる!そう考えてロープを張らないとあかん!」とよく言われていました

 

 

 

屋根に上がれるからって偉いわけではありませんが屋根に上がらないとシートを張ることは出来ません。しかし高所作業は下でサポートしてくれる人がいてこそ、より安全に効率よく作業が出来ます。

昨年の佐賀県豪雨災害の時に八木(やつき)くんでは呼びづらいのでレスキューアシストの「かわしい」が「やっつん」てつけてくれました。みんなに名前を憶えてもらうのは大切なことです。特に被災地では何が起きるか分かりません。とっさの危機回避のために呼称って大切です。ちなみに私は「ケンさん」東大阪教区花園家庭教会の穂垣君は「ぼん」と呼ばれています。穂垣君の「ぼん」は今年82歳、滋賀県から応援に来てくれる中村さん通称「親方」が「ぼん」とつけてくれました。

やっつん初めての屋根。けっこうハードな現場ではありますがレスキューアシストの武ちゃんやケンケンから安全管理、作業工程を学びながら経験を積みます。もし九州で台風や地震によって屋根が崩れた時には大きな戦力となってくれると思います。また私ではなく他団体から指導を受けることで他団体とやっつんとの交流も出来るので私が九州に行けない時でも他団体と連携できる接点になるでしょう。

このように屋根瓦を元に戻して作業完了。東北の屋根だから出来る作業で大阪などでは出来ません。

この作業が出来るようになったのは静岡県浜松の戸塚瓦屋さんのおかげです(^^)v

メッセンジャーで戸塚さんに写真添付して送ったら

これ、誰? ボンと誰か?

瓦屋が見ても、ビックリ気が遠くなります。本職にもやらせてみたいです。すごい体験です。プロでも体験できないです。

昨年まで、日本中で、これ出来たのは唯一に戸塚だけですよ。時代は変わった急激に・・戸塚が追い越されそうです。 ボランティアには本職が多数いると思われるでしょうね。

って返ってきました。

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