お知らせ

2月28日(第1次 初日)活動報告

コロナ禍であるため県外からの一般ボランティアは入れませんが、地震により雨漏りや瓦落下などの危険な屋根にシートを張ったり危険物を取り除く高所作業においては特殊な安全確保や技術が必要であるために特別受け入れを認められました。私たちUPeaceにおきましても大阪北部地震、台風21号、島根県西部地震、千葉県台風15・19号において屋根高所作業の実績が認められ受け入れられました。

今回の連携団体はUPeace、レスキューアシスト、DRT JAPAN、DEF、OPEN JAPAN、震災がつなぐ全国ネットワーク、チーム茨木、レスキューアシスト熊本、災害救援チームアパッチ、プロボノ消防志、群馬藤岡災害ボランティアサークル、全国救護活動研究会などでした。

10年前の東日本大震災で被災した時に修理した屋根ですが今回も崩れてしまいました💦

2階建て屋根のてっへんにある棟という部分が崩れ落ち他の瓦を割りながら1階(下屋)に落下して屋根に大きな穴を空けました。

 

 

 

 

 

 

先ずは崩れて粉々になった瓦と瓦の接着剤として使っていた土の掃除から始めます。

当然ですがその前に安全確保のため親綱(命綱)を張ります。

 

 

 

 

このようにきれいに掃除した後シートを張ります。屋根作業の基本は掃除からとも言えます。屋根の上の障害物を取り除くことで落下物を取り除くことが出来ますし高所で安全に作業も出来ます。

 

 

 

 

 

屋根の状態や掃除したゴミの量にもよりますが、崩れた棟の代わりとして土嚢袋に詰めたゴミを棟に置く場合があります。

このようにすると上から張るシートが瓦に直接当たらないのでシートの劣化を防ぐことが出来ます。また屋根作業で一番危険な荷物の上げ下げの手間も防ぐことが出来ます。ただ、こちらの屋根は棟瓦が落ちたけれどその下の施工がしっかりしていたので土嚢袋は全て撤去しました。

 

 

 

 

土嚢袋を撤去した後、粘着性のあるシートで棟を被い完了です。

黒いテープは防水テープ。シート自体に粘着性があるので貼らなくてもいいのですが連携団体レスキューアシストの代表が「ビジュアルも大事だから…」って言うので貼っておきました(笑)

「どこがビジュアルやねん!」と思った(笑)

 

 

 

 

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