「2012」の映画のよう
今日は二件ボランティア要請があり、二件とも被災された方々の話を伺うことが出来ました。
一件目の方は、海から遠かったためか津波が襲って来るというよりも、徐々に浸水してきたと言われていました。二件目の方は海に近く、家が水没し大変だったと話して下さいました。
家族皆さん無事だったそうですが、「2012」 の映画のように命からがら助かったんだと言われました。他の方から聞かれた話で、隣の誰々さんが「助けて~」と助けを呼ぶ声が聞こえたが、自分のことで精一杯で、何もすることが出来なかったそうです。その時の声と姿が今も消えないということでした。
今日も道の駅で寝泊まりをしているお兄さんと会いました。暖かいご飯を食べている私たちの横で、出来合いのご飯を食べられていて、申し訳ない気持ちになりました。今生きていて、食べることが出来、休む場所があることに本当に感謝しています。明日、作業最終日ですが、投入して尽くしていきたいです。
新原美由紀(広島教会所属)