「万物」の大切さを感じる
今日は、昨日に引き続き神社に行き、境内の中の掃除をしました。地元の方の話を聞くと、その神社は江戸時代からずっとあるそうです。
僕は途中、神社の中に飾られていた仏像を雑巾できれいになるまで拭いていました。その作業中に「万物」の大切さを感じることが出来ました。
海の近くにあり、周りは半壊や全壊の家が多い中で、長い間、地域の方が大切に守り続けてこられた神社を津波によって汚れてしまったかもしれないけど、きれいに掃除をして伝統を守ることが出来て、ご近所のおっちゃん、おばちゃんも、掃除が終わった時は凄い笑顔でした。
やっぱり日常生活において、常にあると感じている物や、当たり前なことが石巻に来たら、そうでないことが多くて、食べ物を食べられることや、お風呂に入れることが本当に感謝だと感じました。
田中篤史(京都教会所属)