大阪府北部地震2018年6月18日7時58分39秒最大震度Ⅿ6.1。死者6名、2府5県で負傷者462名、住家全壊、半壊、一部破損合わせて6万1770件。ブロック塀が倒壊して登校中の小学生が下敷きとなり死亡しました。
茨木市登録団体でありますチーム茨木の屋根作業の手伝いを行いました。
午前9時15分「旧茨木ベース」に集合した人数はUPEACEから2名含め全体で7名でした。
屋根作業は人数が多ければ良いというわけでもないのでこのくらいが丁度いい感じです。屋根上で作業する人、二人一組と下で作業のサポートとタイムキーパーを行う人が3人となります。
2年前に大工さんに張ってもらったブルーシートはボロボロ(^^;
先ずはこのボロボロになったブルーシートの撤去します。この時に気を付けないといけないことは、ブルーシートが粉状になっているため足元が滑りやすくなっていることです。
崩れた下がり棟を可能な限り修復します。
この季節は、瓦が熱を持っていて屋根に上がるだけでも汗だくになります。
立っていると靴底が熱く、座ると膝やお尻が熱くて…瓦にを素手で触るとやけどするほどです。
このように出来る所まで下がり棟を修復したのち、落下して割れてしまった瓦の代わりに段ボール紙をシルバーのシートで覆ったアシスト瓦を使用します。防水テープで補強します。
防水テープは単にアシスト瓦を留めるための物だけではなく、下がり棟の補強と固定も意識して長めに貼ります。
転落防止のため登山用のロープを使用しています。通常の高所作業と違いボランティアでは足場を組むことができません。そのため登山用のロープもきちんとした規格、基準をクリアした商品を使用しています。高所におけるロープワーク指導は元消防士で日本警察消防スポーツ連盟理事長の武藤さん。
依頼者さんは同じ敷地の別宅に住んでいらっしゃるご主人さん。ここはお母さんがお独りで暮らしておられたのですが現在入院中。当初は依頼者さんご自身が屋根に登ってブルーシートを張りなおそうしたそうですがあまりの屋根の高さに断念されたそうです。しかし、台風シーズンが来る前に崩れた下り棟を何とかしないと二次被害になりかねないことを心配されてボランティアを依頼されたそうです。