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福島県沖地震の被災地支援の報告(3月1日)をアップしました

3月1日(第1次 2日目)活動報告

2月13日(土)23時7分福島県沖を震源としてマグネチュード7.3.の地震により福島県相馬市、国見町、新地町や宮城県蔵王町など最大震度6強を観測しました。津波は宮城県石巻港におきまして20センチ。

UPeaceと連携団体である災害救援レスキューアシスト代表の中島武志(通称:武ちゃん)に早速電話してみると既に現地に向かっているとのこと武ちゃんは災害が発生後24時間以内には現地に到着することを信条としていますので、昨年の熊本県豪雨災害の時も真っ先に連絡を取ったのが武ちゃんです。

災害救援レスキューアシスト代表中島武志

災害発生直後で被害状況の把握などで現地が混乱している中で「災害救援ボランティアできました」とたくさんの団体や個人が突然押しかけていくと、とても迷惑なことになりますので混乱を軽減するために最小限のチームで被災地に入り行政や社会福祉協議会と話し合いながら被災状況の把握、支援が必要とする住家件数の把握、災害ボランティアセンターの必要かどうかを決めていきます。今回はコロナ禍ということもあり、一般ボランティアは県内の人に限定しましたが屋根(高所作業)のブルーシート展張におきましてはそれなりの経験と技術が必要であるため県外からの経験者のみ受け入れることになりました。受け入れが決まると県外ボランティアの受け入れ宿舎の確保なども話し合われます。そのような受け入れ態勢が整った段階でボランティアを受け入れていきます。ここまでの受け入れ態勢を地元の人たちやボランティアチームで出来ればと考えています。武ちゃんも地元の行政や社協に受け入れられるまでが大変な尽力がいるそうです。各県に災害救援の技術はなくてもそのような受け入れる準備をしてくれるチームが存在すればもっとスムーズに災害ボランティアセンターを開所できるはず、今回も2月13日発生してボランティアセンターの開所は2月25日と約2週間弱かかっています昨年7月4日熊本県八代市豪雨災害では災害ボランティアセンターの開所は2週間後の7月18日となります。日頃から行政や社協と連携した災害救援のためのネットワークが地元に存在すればもっと早い段階に災害ボランティアセンターを開所できるはずです。

全国救護活動研究会のメンバーと活動しました。明日は雨が降るので社協さんが雨が降るまでに最優先してほしいと願う案件をすることになりました。以前息子さんがブルーシートを張ってくれたそうなのですが強風により剥がれて雨漏りがするそうです。

屋根の棟が屋根から飛び出していました。地震当時の揺れの激しさを感じます。

被災された住民さんの話によると今回の地震は南北に揺すられたそうで屋根瓦も南北にズレたそうです。

昨年の熊本県豪雨災害や大阪での屋根被害に一緒にボランティアに来てくれている東大阪教区花園教会青年の穂垣君です。ボランティアでの通称は「ボン」(^-^) 命名は親方(笑)

展張するシートは荻原工業がレスキューアシストの要望に合わせて今後の災害時における災害用シート開発のために考案されたブルーシート。シートに重し用土嚢袋を収納するポケットが付いています。まだまだ改良の余地はありますがブルーシートトップシェアの荻原工業とレスキューアシストの共同開発が進められていることはすごいことだと感心します。その他にも防水テープエースクロス製造メーカーの光洋化学とも災害用テープの開発もレスキューアシストと共同で進められています。

現時点では技術や電動工具が必要ですがいずれそのようなものの必要としない方法でシートの展張が出来るように取り組んでいるそうです。

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