【概要】
期間 |
3月23日~3月31日 |
参加人数 |
8人 |
作業日数 |
7日間 |
作業箇所 |
8箇所 |
作業時間 |
33時間 |
【スケジュール】
日付 |
場所 |
内容 |
3月23日(金) |
東京→石巻市 |
本部で開会式後、石巻市へ移動 |
3月24日(土) |
石巻市浜松町 |
屋内の解体作業 |
3月25日(日) |
石巻市八幡町 |
がれき撤去 |
3月26日(月) |
石巻市渡波地区 |
施設の掃除、片付け |
3月27日(火) |
石巻市八幡町 |
屋内の解体作業、部屋の掃除 |
3月28日(水) |
石巻市渡波地区 |
水産工場で機材の洗い、泥出し |
3月29日(木) |
石巻市渡波地区 |
施設の掃除、片付け |
3月30日(金) |
石巻市渡波地区 不動町 |
資材の運搬、解体作業 |
3月31日(土) |
石巻市→東京 |
本部へ移動、報告会 |
【作業紹介】
3月25日、27日、30日
作業初日は泥出しから始まり、がれき撤去、解体作業、片付け、雑巾がけ等、家がみるみると変わっていく様が分かりました。こちらの依頼者さんは震災後、別の地域へ避難していたため、家の中は津波が引いた後、そのままになってしまったようです。
ボランティアも街中からほとんど見られなくなったため、「もう、ボランティアさんが被災地に来るのは終わっちゃったんだなあ」と思い、ボランティアに手伝ってもらうことは諦めていたようです。そのため、依頼者さんとお話しした時は、とても喜ばれていました。
1.作業前
2.作業中(泥出し、壁壊し)
3.作業後
【この場で作業したメンバーの声】
今日(3/25)は屋内で、泥出しと埃まみれの家財道具などを運び出しました。最初は家の中が被災当時に近い状況だったので、依頼者さんの心境がどれほど悲惨で苦しいものだったか感じました。自分が住む家を失うことがどんなに辛いか、もし自分だったらどうするだろうと考えたのですが、これからの未来に何も期待出来なくなる、まさしく絶望と言ってもいいくらいだと思いました。
作業後に依頼者さんが「ありがとうございました」と言って下さった時は、本当にこちらが感謝したいくらい、奉仕する喜びを感じました。(21才 男性)
今日(3/27)は、一昨日と同じ家。釘を抜いて、壁を削って、小さな作業だけど、この家の人の未来につながると思うと、居ても立ってもいられないと言うか、自分のできることを全てしたいと思いました。直接力になれることが、私の存在価値を示してくれる。やっぱり人間は、助け合あうように創られていることを実感しました。(21才 女性)