【概要】
期間 | 10月31日~11月2日 |
参加人数 | 8人 |
作業日数 | 2日間 |
作業箇所 | 2箇所 |
作業時間 | 10時間 |
【スケジュール】
日付 | 活動場所 | 活動内容 |
10月31日(水) | 東京⇒宮城 | 移動、現地視察 |
11月1日(木) | 南三陸町 | 農業支援、現地視察 |
11月2日(金) | 東松島市
宮城⇒東京 |
仮設住宅の解体・運搬の補助
移動、解散 |
【農業支援】
1日の木曜日は、南三陸町で農業支援を行いました。ビニールハウス内での作業でした。最初に桑を使って畝をつくり、その上から黒のビニールシートを張り、穴をあけて玉ねぎの苗や他の野菜の種などを植えていきました。仕上げに周囲の草刈りをして、玉ねぎ畑が完成しました。
【語り部】
震災当時、南三陸町内にいて被災した現地の方から、語り部として当時の話を聞きました。
南三陸町では、場所によって15メートル以上の津波が届き、町全体が被災して跡形も無くなりました。そこから7年半が経過した現在、町全体で最大10メートルの土地のかさ上げ工事を行ったため、震災前と比べると全く別の新しい町になっていました。
【参加者の声】
〇震災後から現地に移り住んで継続的に活動している現地ボランティアリーダーたちの話の一つ一つが興味深く、心動かされることが多かったです。あくまでも被災された方々のニーズを満たしてあげることが重要で、お互いに依存し合う関係はよくないと話されていました。また、必要なくなれば、自分たちのボランティア団体がなくなってもいいという信念で活動されていることを知り、とても共感できました。(34歳、男性)
〇語り部の方との出会いが、強く印象に残っています。防災対策庁舎で最後まで町内アナウンスをしていた方が仲の良いお姉さんだったことや、死んだと思っていた父が一週間後に見つかったことなど。そして、最後に語られていた「何気ない日常の記録を大切にしてください」というメッセージを大切にしたいと思います。(36歳、男性)