大阪北部地震が原因で屋根の棟が崩れ雨漏りがするので2年前に大工さんにテントを掛けてもらったそうです。
そのテントも2年間、風雪にさらされてボロボロになっていました。こんな頑丈なテントでも2年も経てばこんな感じになってしまうのならブルーシートは粉々なって当然だと感じます。
家の中は雨漏りがひどく壁はひび割れして天井からは雨が持ってくるのでブルーシートで受け止めている状態でした(>_<)
チーム茨木が担当する案件なのでチーム茨木リーダーの三上さんの意見を尊重して作業に取り掛かるのですが、三上さんの見解ではシートの劣化もそうだけどこんなに雨漏りがひどいままで放置された家屋は倒壊の恐れもあるので一旦三上さん本人が屋根に登ってみて作業を引き受けるかどうか判断することになりました。
親方(中村さん)も一緒に登って屋根の状態を調べます。住民さんのことを思えば何とかして雨漏りを止めてあげたいけれど、それよりも大切なことは事故を起こさない、安全を確保することです。決して自己満足やかっこいいとかでは上りませんし上らすこともさせません。梯子を上れるのはリーダーが許可した人だけとなります。
そのようにして調べた結果屋根全体に老朽化が激しくテントもボロボロで大工さんが瓦もテントの上に置いたままにしているため本来ならばテントの上の瓦を降ろしてテントを止めているロープを外してその上から新しいシートを屋根全体に敷い風が吹き込まないように端を処理して土嚢袋でおさて終了となりますが今回は雨漏りの原因となっている箇所だけブルーシートを張ることになりました。
あらかじめ下でシートを張るサイズに折りたたんで屋根にあげます。先ずは軒下にシートを合わせます。その後しわを伸ばして上で固定します。
台風10号が発生し、大阪には直接の影響はないけれど雨風が強くなる恐れがあります。その前に作業ができて良かったです。