2階の屋根瓦が1階に落ちたようで、1階はブルーシートを張ったのですが2階は高すぎてブルーシートを張ることが出来なかったようです。
梯子をかけて親綱を張り少し離れた所から屋根を見て打ち合わせ。
今回の参加チームはレスキューアシスト、レスキューアシスト熊本、DRT JAPAN、DEF、プロボノ消防志、震災がつなぐ全国ネットワークと私たちUPeace。屋根案件に限っては各チームにおいても単独で活動できるほどの人材がいません。そのため基本的には他のチームと連携して作業を行います。大阪であればチーム茨木、BORDERLESS FIRE、BIGUP大阪などと連携して作業します。
ご近所の方が「え~💦ボランティアさんが?あんな高い所までやってくれるの?」って驚いていました (^^ゞ
2月13日からそのまま放置するしかなかったようです。幸いにも瓦の下敷いている防水シートが破れていなかったので雨漏りは大丈夫そうでした。しかしそれも時間の問題です。またこのまま瓦を放置することで二次災害の危険性もありますので先ず屋根から危険な瓦礫を撤去して使えそうな瓦は再利用してこの家も棟が落ちているのでブルーシートの代わりにルーフィングで雨漏りを防ぎます。
高所作業で一番危険作業は梯子の上り下りです。特に荷物を片手に持って上り下りすることは極力避けたい作業であるためロープを使って瓦礫を降ろし必要な道具はロープに固定して屋根にあげていきます。
大阪から一緒に来てくれたボン(穂垣君)も屋根に少し慣れてきたようです(^^)v
慣れてきたと言うと「高い所が怖くない」とか誤解されるかもしれませんがそういうことではなくて安全管理が出来るようになってきたということです。
むしろ高所作業は高い所が苦手な方が向いていると3年間屋根に登ってみて感じます。自分の置かれている場所が危険である事が分からない場合は大きな事故につながります。事故は必ず起きると認識することが大切です。そしてその代償がどれほど大きなものか自覚する必要があると感じます。