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令和3年8月豪雨支援活動(床下作業:佐賀県武雄市)

11月6日(土)佐賀県武雄市 床下作業

武雄市は早々に災害ボランティアセンターを閉じてしまったために一般ボランティア活動は出来ません。しかし武雄市の被害は大町町の約3倍と言われています。そのため今もボランティアの協力を願う被災者さんは少なくありません。

まだたくさんの被災者が存在する中で早々に災害ボランティアセンターを閉じてしまうなんてと思われる方も少なくないと思います。しかし水害の場合は局地的に発生する場合が多いため被災した市民と被災していない市民との温度差があります。ボランティアセンターの多くは公共施設を利用して開設され、そのことにより今まで受けていたサービスが制限されることとなります。被災した人から見れば有難い話ではありますが特に武雄市などの水害の場合には市民の大多数は被災していないため、被災者のためにいつまでも市民体育館や公民館、市民会館などが利用できないとなると他の市民からの苦情が寄せられるようになり行政としても難しい選択を迫られるようになります。そのために民間の特に地元の災害ボランティアが必要とされるのです。特に一般ボランティアではしない屋根のブルーシート展張や床や壁を剥がし乾燥させたりそれなりの技術を持ったボランティアが必要となります。このような作業を事前に行うことで請け負う業者の負担と施工賃金を削減できます。ボランティアで事前に床や壁を剥がし乾燥させることで費用の半分は抑えられると言います。もしこの作業をしていなければ業者さんが先ず壁を剥がし床を剥がしてから床下の泥や水をかき出した後に、床下や壁を乾燥させるために送風機を入れて24時間の12日間乾燥させてから床下と壁のブラッシングと消毒をしてようやく施工に入ることが出来ます。そうなると1軒のお宅施工終了までに約ひと月くらいかかるのではないでしょうか。施工までの内容をボランティアですることで被災者さんだけではなく業者さんも喜んでくれます。

今日は床下に潜ってブラシで床下に付着した泥やゴミを取り除いて消毒作業をします。

佐賀家庭教会より壮年の藤井君と北島君が参加してくれました。二人とも床下作業は初めて、特に北島君は災害ボランティア活動も初めての経験ではありますがいきなり床下潜ることになりました。

旧家であるため比較的床下は高めでしたが「無理になくていいよ。消防士さんや災害ボラのベテランの方でも狭い所が苦手っていう人もいるから…」と説明したけれど二人とも「大丈夫です!」と頼もしい一言をいただいたので床下潜ってもらいました。

床下にはゴミが張り付いていました。このゴミをそのままに放置しておけばカビやシロアリの発生する原因となるため先ずはブラッシングします。

その後エタノールで消毒💦上に向けて噴射するので顔にエタノールが(ーー;)・・・しかも風がないのでエタノールが舞って(>_<)

床下消毒作業無事に終了(^^)v

一般災害ボランティアでは経験できない活動です。

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