お知らせ

令和3年8月豪雨支援活動(床下断熱材撤去作業:佐賀県大町町)

8月30日 床下断熱材撤去作業①(佐賀県大町町)

8月30日~9月2日佐賀県杵島郡大町町床下断熱材撤去作業

2年前と同じ大町町下潟公民館が災害ボランティアセンターのサテライトとしてOPEN JAPAN、レスキューアシスト、め組JAPANとUPeace西日本。

近くには六角川氾濫の時に放送された順天堂病院があります。ここら辺が被災地の中心なのに見た目には平常時とさほど変わりはありません。

後ろの倉庫の壁にくっきりと浸水の跡が残っていました。2年前より約40センチほど水位が高かったそうです。

朝礼は8時半から本日の作業場所と内容を全体で共有して出発します。

今日は床下の断熱材撤去作業をします。

作業に入る前に家が汚れないように養生テープやマスキングテープで床や壁を被います。

こちらのお宅は収納庫があったのでここから床下に潜ります。

床下にはシートが張られていて水はけがよさそうです。断熱材も一見はないように見えます。この状態なら自然乾燥でも問題はなさそうなのですが・・・

床下に潜って見ると見慣れないプラスチックの板が張られていました。

ちなみに向こうでカメラを構えているのはOPENJAPANのパウロさんです。

プラスチックの板をカッターナイフで切る氾濫した水を目いっぱい含んだグラスウール(断熱材)が落ちてきます。

仰向けで寝そべって切り出すので顔面に水が一気に流れ込んでくるため雨合羽を着こんでの

作業となります。

床下というよりまるで排水口からの生還のような姿です。

取り出した断熱材はガラ袋に入れて災害ゴミとして出します。

この作業は手間がかかりますがそのままにしておくと半永久的に床下に水が蓄えられたままとなりやがてはフローリングが腐ったりカビ繁殖の原因となったり鉄など腐食してしまいます。

2年前の教訓を生かして家財撤去などは早々に終わっていますが断熱材の撤去は出来ていないようです。

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