お知らせ

令和3年8月豪雨支援活動(室内壁撤去作業:佐賀県大町町)

9月3日 室内壁撤去作業①(佐賀県大町町)

2021年9月3日佐賀県杵島郡大町町下潟公民館サテライト

床上浸水で気になるのは床だけでなく壁も気になります。特に石膏ボードは気密性が高く加工しやすいためよく使用されますがカビ繁殖の温床のようになっています。

外見は何ともないため壁を壊すことに躊躇される住民さんも少なくありませんが実際開けてみせると・・・ご覧の通りの状態です。

本来ならば石膏ボードを全て撤去した方が良いと思いますが私たちボランティアの目的は壁の中に風を通して湿気を取り除きカビの繁殖を抑えることにあります。

先ずは部屋が汚れないように養生テープで床などを保護します。

浸水した高さを見極めそれ以上の高い場所でしかも次の業者さんが作業しやすい高さに線を引いてカッターナイフとインテリアバアルで石膏ボードを剥がしていきます。

反対側の石膏ボードも撤去してしまわないといけないけれど、住民さんの願いも受け止めて反対側はカビだけ取り除くことにしました。

この地域に暮らしている住民さんの多くは水害が起きることを受け止めて生活しています。しかし近年では毎年のように川が氾濫するため経済的にもそうですが精神的にも追いつめられています。30年の一度氾濫が毎年のように発災ししかもその被害は年々増加しています。

ですから私たちUPEACEの力が必要だと思います。住民さんを守るため故郷を守るためにUPEACEが必要です。

活動中に大町町の要請で現地調査に来られた方が私のTシャツの家庭連合のロゴを見て「あれっ?どっかで見たことのあるマーク」って言われました。私はどこかで似たようなマークがあるんだろうとあまり気にしなかったのですがTシャツの背中の「世界平和統一家庭連合」の文字を見られて「やっぱりそうだ!私そこの会員です」・・・って?ちょっとびっくりしました(◎_◎;)

お話を聞くと教会までの距離も遠くて最近行けてないそうですが、このようにして声をかけて下さるというのはきっと嬉しかったんだと思いました。教会には来れなくても教会員としての自覚を持って生活している方々も少なくないと感じ世界平和統一家庭連合の文字を背負って活動する意義を改めて実感しました。

そういえば2年前にもここ大町町で「お~UPEACE!その赤いジャケットを久しぶりに見れてうれしいね!」って言ってくれた教会員の方もいました(*^-^*)

この「世界平和統一家庭連合」の文字が多くの被災者だけでなく現在教会に来れていない教会員たちの励みにもなっています。

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