お知らせ

第31次派遣支援ボランティアの活動報告(3月2日~10日)

【概要】

期間

3月2日~3月10日

参加人数

8人

作業日数

7日間

作業箇所

10箇所

作業時間

35時間

 

【スケジュール】

日付

場所

内容

3月2日(金)

東京→石巻市

 本部で開会式
石巻市へ移動

3月3日(土)

石巻市大宮町

 屋内の解体作業

3月4日(日)

石巻市大宮町

 屋内の解体作業

3月5日(月)

石巻市大宮町、

渡波地区

 屋内の解体作業
大工さんのリフォーム補助

3月6日(火)

石巻市渡波地区

 屋内の解体作業、集会所の清掃

3月7日(水)

石巻市渡波地区

 屋内の解体作業

3月8日(木)

石巻市不動町

 室内のペンキ塗り、がれき撤去

3月9日(金)

石巻市築山

 墓地のがれき撤去と砂利まき

3月10日(土)

石巻市→東京

 本部へ移動、報告会

 

【作業紹介】

3月6日~7日

 屋内の解体作業をしました。海に近い地域のお宅だったため、津波は家の2階部分まで来た跡が残っていました。以前に他のボランティアチームが作業をしていたようで、その続きをやりました。

解体前            

 

 

 

 

 

 

 

 

解体後(解体前と同じアングル)

 

 

 

 

 

 

 

 

作業中(天井を落としている)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月9日

 墓地で作業しました。敷地内のがれき撤去や草取りをした後、ゼオライト(土壌改良のための砂利)を、墓地の敷地内に蒔きました。これによって、土壌部分が消臭、除菌されることで、より安全な土地になります。このゼオライトも、土木関係の会社から寄付された物です。

作業前

 

 

 

 

 

 

 

 

作業後(作業前と同じアングル)

 

 

 

 

 

 

 

 

作業中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【参加者の感想】

 作業にも慣れて、少しづつ周りが見えるようになってきたら、改めて見ると、ホントに生活感がある中に津波が来て全てが流されたんだなと感じました。家の全てをなくしてしまって絶望の中、私たちが行って何らかの助けになって、これから生きる希望になれるなら、こんなに嬉しいことはないと思いました。(24歳、男性)

 

 実際に自分たちが被害にあったらどうしたらいいのか。それを今、しっかりと現場で学ばさせていただき、もし同じことが起きたら1人でも周囲を助けていけるような自分になりたいです。(20歳、男性)

 

 ヘドロが多く墓石が割れてる所もあり、依頼者さんからは「これでも被災当時の光景と比べたら良くなった方だ」と聞いたのですが、でもまだ酷かったです。聞いてみると、依頼者さん自身も家族を亡くされていました。自分も大変な中なのに復興の為に立ち上がり、前を向いて歩いている姿に感動しました。

 「ホントにありがとうね」の言葉が本当に重く、感謝するとはこういうことなんだなと思いました。(24歳、男性)

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