活動内容
活動日時: 2013年4月19日~21日
参加人数 :8人
活動場所:宮城県石巻市など
活動内容:花壇の用水路づくりや花壇の整理、苗植え
コミュニティセンターの地元商品販売のお手伝い
参加者の感想
佐藤孝江 27歳 社会人
感じた内容は色々ありましたが、その中で1番印象に残っていることは、被災地の方々の力強い姿でした。私は被災地の方々と話すことが恐くて、何を話したら良いのか分かりませんでした。しかしそんな私の気持ちとは反対に、出会う方1人1人が3.11の時の事を語って下さいました。そして皆さんは「復興」という明確な目標に向かって歩き始めていました。また亡くなった大切な家族との約束を果たすために力強く歩き始めています。私の中で3.11が止まっていただけで、被災地の方々は確実に一歩を踏み出していました。
被災地の方に比べたら私は明確な夢を持っていないことに気付かされました。私たちが元気を与えたいと思い向かったボランティアでしたが、逆に夢や目標の大切さを学ばせてもらい、元気をもらったように感じます。
齊藤祐子 23歳 団体職員
私が一番印象的だったのは、被災地の方の温かさと地域の人達のつながりです。
私たちにもたくさんお疲れ様の声をかけてくれたし、すれ違う人やご近所のみんなが家族のように仲良く話している姿を見て、これが人類一家族なのかなと思いました。
地震が起きる前は、近所にどんな人が住んでいるのか関心もなかったそうです。
無くしたものは多いと思うけど、それ以上に暖かい人とのつながりが今回の地震を通して得られたのかなと思いました。私自身、石巻のみなさんの温かさに本当に感動しました。
そして、被災地の方のどん底からはい上がる力強さを感じました。
悲しみや辛さを感じさせなくて、元気で笑顔な方が多かったのがとても印象的でした。
どうして前向きでいられるのだろうと思って聞いていると、共通しているのは夢やビジョンが明確にあるからでした。
亡くなってしまった大好きなお母さんみたいになりたいとか、またお店を復活させたいなど、目指すものがはっきりしていました。私の明確な夢やビジョンって何なのだろうと改めて考えさせられました。
稲田誉恵 23歳 団体職員
この期間は、「被災された方々を家族のように思いながら、常に被災した内容が私だったらどう感じるか。私の家族ならどう考えるか。」と、少しでも心情的に近い人になりたいと思い、過ごして来ました。寒い時には「被災当時はもっと寒かったのだろうな。」や、転んで怪我をしても「被災の時なら、こんなのなんともないな。」など、考えていました。
すると、同じ写真ですら、テレビで見るのと、実際に行って現場で見るのとでは、感じる世界が全く違いました。これは、実際に行ってみないと実感出来ない世界だと思います。
本当に、沢山のものを、得ることが出来ました。