【概要】
期間 | 6月16日~19日 |
参加人数 | 13人 |
作業日数 | 2日間 |
作業箇所 | 2箇所 |
作業時間 | 13時間 |
【スケジュール】
日付 | 活動場所 | 活動内容 |
6月16日(金) | 東京⇒石巻市 | 移動、説明会 |
6月17日(土) | 石巻市 | イベントの手伝い |
6月18日(日) | 南三陸町 | 草刈り、掃除 |
6月19日(月) | 石巻市⇒東京 | 反省会、移動 |
【活動中の様子】
「マグロ大作戦」というイベントの裏方を手伝いました。
まず、イベント会場の準備でテント設営や食材の下処理をしました。
昼前になると、イベントの目玉であるマグロの解体ショーが披露されました。
はるばる三重県から車で来た魚屋さんにより、マグロ一匹が “あっ” という間に姿を変え、美味しいマグロ丼として地域住民に振る舞われました。
その後、地域の子供や大人たちが一緒になって巻き寿司を作りました。
長さが6メートル以上の超ジャンボ巻き寿司で、完成後はお土産として地域住民に配られました。
【参加者の声】
〇最初は、被災地の沿岸部を訪れてみても、一面草原が広がっていて見慣れた景色だったので、津波が来たと聞いてもイメージできず実感もわきませんでした。しかし、現地の人の話を聞いたり、被災の爪痕が残っている地域を訪れる中で、津波が来たことを肌で感じました。被災した環境の中でも必死に生きる人がいて、その人たちの人生があって、テレビやネットからは分からない一人一人の顔を、命の存在を知ることができました。神様は、70億人類をこのように一人一人、大切な命として見られているのだろうと感じました。 (20歳、女性)
〇被災した現地のお婆さんと話した時が印象的でした。そのお婆さんが『お父さんは津波で犠牲になったから、今は一人暮らしなの。だから、今度遊びにきてね。』と笑いました。その瞬間、私はこの方が自分の祖母のように感じて『一緒に暮らしてあげたい』と思いました。たった5分くらいの会話だったのですが、初めて会った人と家族の情を結べた時間でした。 (31歳、女性)