ある依頼者から聞いた話。
3.11の時に家にいた。警報が鳴った。家族と一緒に逃げた。車ではダメで走って逃げた。津波が迫って来た。ギリギリだった。何とか逃げ切った。助かった。安心した...。
それから半年。振り返ってみると、この半年間、耳から離れない言葉がある。あの3.11の時、津波から走って逃げた時に、ふと横の家を見た。すると窓から「助けてくれ」と叫んでいるおじさんが目に入った。でも私は逃げた。あの時おじさんを助けていたら、間違いなく私自身も助からなかった。だから逃げるしかなかった、仕方がなかった。あの時の私の状況下では助けられなかった、それは分かっている。十分分かっている。でも、今でも耳から離れない、あの時のおじさんの“助けてくれ”。
改めて振り返れば、あの言葉に縛られていた半年間だったのかもしれない...。
日時:11/27(土)
人数:18人
件数:1件
作業内容:広場の草刈り、がれき撤去
出来事:土曜日だったのでボランティアさんも大勢集まり、50人以上で作業をしました。草とがれきが生い茂っている広場だったのですが、いずれはこの場所を、“子供たちのサッカーグランドにしたい”という夢に向かって作業しました。作業の前後を比較すると、見違える位きれいになり、夢に向かって一歩前進できた一日でした。
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人数:18人
件数:2件
作業内容:庭の草抜きと泥出し、庭に入った新しい土を慣らす
出来事:2件目は、19陣の時(2ヶ月前)にお伺いしたお宅でした。お宅の御主人は写真が好きで、震災直後に撮った写真集を見せて下さいました。漁港一面に魚が山積みになっている写真、船の上に車が乗ったまま会社に激突してる写真、被災後の町中で飼い主を探す犬の写真等、生々しい写真が多かったです。
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震災から半年が経った頃、石巻の地域の集会所で飛び交っていた会話。初めてボランティアに来た人が「半年が過ぎて、復興がだいぶ進んで嬉しいですか?」と聞くと、現地リーダーは、「複雑な心境だね〜。」と答えていた。「こんなにたくさんのボランティアが来てくれて、復興がとても速く進んだから“嬉しい”という思いと、こんなにたくさんのボランティアが来てくれたのに、この程度しか復興しないのかという“悔しい”という思いが入り混じって、複雑な心境になるんだよね〜」と語っていた。
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11/23で、ボランティア隊が出発してから、ちょうど8カ月が経ちました。石巻市内の町中も、8か月前のあの頃はガレキの山でした。そう考えると、80万人ものボランティアさんの“力”というものを、改めて実感します。
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統一教会平和奉仕ボランティア隊 (Unification Church Peace Service Volunteer Team: 略称UPeace) は、統一教会員の有志による平和のための奉仕をするボランティア活動です。
この度の東日本大震災の被災者の方々への支援活動をきっかけとして立ち上がり、日本統一教会・梶栗玄太郎会長の指導のもと安否確認支援、義援金の呼びかけ、各地への物資援助や青年ボランティアの派遣を行っています。
宮城県石巻市でのボランティア活動は震災直後の3月から開始し、今に至るまで続いています。
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はじめまして。
統一教会平和奉仕ボランティア隊のキャプテンをしています、加藤と言います。
このブログを通じて、私たち統一教会が行っている、宮城県石巻市での被災地支援活動を紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。
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