県外ボランティアの被災者の方への接し方

 被災者でボランティアをしてるかたから聞いた話です。
 「県外から来るボランティアさんは、『被災者への接し方が、よく分からない…』と言う人が多いんだよね。実際、ボランティアさんが帰った後に依頼者さんと話をすると、依頼者さんが傷付いてるケースが多いんですよ。」と言われていました。どういった内容で依頼者さんが傷付いてしまうのか聞きました。
すると、「(ボランティアが被災者に対して)気を使った言葉をかけたら、(依頼者からしたら)わざとらしく感じて嫌になる。」
 「(被災者が)仮設住宅に居ると一人で寂しいから、(ボランティアが)元気付けようと思って仮設住宅を訪問すれば、(被災者がそれを)迷惑に感じる。」
 「(被災者の)心の傷を癒そうと思って、(ボランティアが)いろいろ話を聞こうとすれば、しつこくいろいろ聞いて来て嫌に感じる。」
 等のことを言われてました。

 

 そこで、どうやって接したらいいのかを聞きました。
 「接する時は、変なことをやらずに“普通に”接したらいいんだ。もちろん被災した人間は皆、背後に深い傷を負っている。それは間違い無い。でも、それをすぐに解決しようとしても、すぐに何とかなるものではない。人間の傷付いた心は、そんなにすぐにコロッと変わるものではない。だから、そういった背後の傷があることを知った土台の上で、普通に接すればいいんだ。普通に挨拶して、普通に会話して、普通に笑って、帰る時にそこで売ってる物でも一つ買ってくれば、自然と思いは相手に伝わるんだ。」
 と言われていました。

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