海の近くに住むより危険なこと

被災した人たちが教えてくれた教訓を紹介します。東日本大震災の被災地では、こういった地域がありました。

高い津波(10m~15m)に襲われたにも関わらず、目の前に海が見える沿岸部より、そこから少し離れた内陸部の方が犠牲者の割合が高かった。

これは、なぜでしょうか?

〔理由〕

沿岸部の住民は元々、水害に対する危機意識が高かったからです。

実際に沿岸部の住民に聞くと、過去のチリ地震津波(1960年)の話をする人が多いです。更に、ご年配の人であれば昭和三陸地震津波(1933年)の話をする人もいます。この地域で生活すると、家族や学校の先生から津波の話を耳にすることが多いです。その結果、津波を経験していない若い世代も、その多くが水害に対する危機意識を持っていました。

一方、海が見えない内陸部の住民は、その反対でした。話を聞くと、過去の津波が来なかったので、今回(東日本大震災)もきっと大丈夫だろうと思う人が多かったようです。その結果、若い世代の危機意識も、沿岸部と比べて低かったようです。

〔結論〕

津波のことを考えると、❝海の近くに住むこと❞は危険が多いです。しかし、それ以上に危険なのは ❝防災意識が低いこと❞ だと分かりました。

 

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