突然ですが... 【イチゴに関する問題】
Q1.イチゴ一粒のカロリーは? Q2.イチゴが日本で栽培されるようになったのは何年前から? Q3.高級イチゴの値段はいくらか? Q4.イチゴに含まれる栄養の中で多いのは? Q5.イチゴを使った商品の中で、日本生まれのものは? Q6.イチゴはどの部分が一番甘いか? ※答えは、記事の最後です!
先日、イチゴ農家のお手伝いをしました。 そこでは、『もういっこ』という品種を扱っていました。
『もういっこ』とは... ○2008年生まれで宮城県産の品種 ○硬めで甘みと酸味のバランスがいい 農家のご主人からイチゴに関する話をお伺いしました…
【イチゴ農家の一年】
1. 夏 (下準備&休日が取れる時期) イチゴを栽培している時は、ビニールハウスの温度管理をしなきゃいけないから、丸一日の休みって取れないんだよ。だから、休みが取れるのは栽培がオフシーズンになる8月〜9月の約1ヵ月間だね。 この時期は、一年の中で唯一休みを取れる時期だね。
2. 秋 (苗を植える時期) イチゴが成長する適温とさているのは20℃くらい。なので、夏場が過ぎて涼しくなり始めた頃にイチゴの苗を植える。ただし、日によって夏の気温になるので温度管理に注意が必要。ただ、今年(2014年)は冷夏だったから、その点ではちょっと安心したね。この時期になると、『休み』という言葉とは無縁になるよ。 この時期は、一瞬も目が離せないからね。
3. 冬 (イチゴが美味しくなる時期) 寒い冬を超えると、農作物の品質が下がってしまうんじゃないか?って思われやすいんだけど、イチゴの場合はその逆なんだよ。寒い時期を通過する時、イチゴは寒さを乗り越えるため、甘みを中に閉じ込めようとするんだよね。だから、冬を超えると甘いイチゴになる。逆に、夏の暑い時期を通過すると、イチゴはすっぱくなる。だから、夏を避けて、冬の寒い時期に向かって苗を植えるんだよね。 意外と不思議に思われることなんだけど…まあ、イチゴも生き物だからね。
4. 春 (収穫の時期) 出荷用のイチゴは、5月頃までに収穫を終えるようにしてるよ。6月になると、もう結構暑い時期だから、イチゴも酸っぱくなっちゃってね。だから、収穫しても、売りに出さずに家で食べるようにしてるよ。 春っていうのは、1年間かけてきた手間暇が形になる瞬間だね。
最後に、美味しいイチゴの見分け方を1つお聞きしました。 ご主人 「種と種の間の間隔が短いもの!かな...」
普段、スーパーで何気なく見かけるイチゴ。 ショートケーキの上には、当たり前のように乗っているイチゴ。実は、とっても手間暇かけて作られていたのか...と。 スーパーでイチゴのコーナーを見ると、立ち止まる時間が増えたような気がしました...。
【イチゴに関する問題】
≪答え≫ Q1.イチゴ一粒のカロリーは? →A:約5kcal ※スーパーで売ってる中くらいサイズ Q2.イチゴが日本で栽培されるようになったのは何年前から?→A:約200年前 Q3.高級イチゴの値段はいくらか? →A:1粒5万円 ※ネットで購入可能 Q4.イチゴに含まれる栄養の中で多いのは? →A:ビタミンC ※イチゴ2粒でレモン1個程度のビタミンC Q5.イチゴを使った商品の中で、日本生まれのものは? →A:ショートケーキ Q6.イチゴはどの部分が一番甘いか? →A:先端が甘い