震災を通して出会った生き方

 前回に引き続き、UPeace(被災地ボランティア)に参加したメンバーの体験談を紹介します。

 

――――【以下、前回の続き】――――

 

 2012年Xmas、再び被災地を訪れました。ある日は、現地視察で一年前と同じ場所へ行きました。

【2011年夏に撮影】

【2012年冬に撮影】

 一年前と比べると、周囲のガレキが減っていたり、慰霊碑が建っていたり、津波の高さが刻まれた柱が立っていたり、雪も降っていたので、景色は全然違いました。しかし、『がんばろう!石巻』の看板だけは、あの時のままでした。

 この時の作業は、クリスマス会のお手伝いや土地の整備でした。

 

 

 一年前と比べて、最も大きく変化していると感じたのは、現地の人たちの “復興に対する想い” でした。

 昨年(2011年8月)の時は、今を生きることに精一杯で、復興まで意識がまわらない人が多かったように感じます。しかし今回(2012年12月)は、石巻全体が復興に向けて前進しているように感じました。そして、人と人とのつながりこそが、復興の一番の源になっているように感じました。

 「失ったものは多いけれど、みんなで協力して今を共に生き、希望に向かって頑張っていきます!」

 ボランティアに向けて話をしてくれたお母さんの力強い姿が印象的でした。

 

 

 活動最終日の作業後は、津波が来た爪痕の残る海岸へ行きました。

【石巻市魚町の海岸】

 皆が口を開けば、同じ話題ばかりでした。

 「こんなに美しい海から津波が来たなんて...」

 「まるで、夢のようだ...」

 

 

 活動が終わったので、振り返ってみたのです。

 

 

心に残ったこと!

 それは...

  “為に生きる道”は、与えられる側の幸せになるだけではないんだ。

  与える側の幸せにもつながっていくんだ。

  それが、“文先生の行かれた道”であり、“世界が一つになる道” なんだ...

 

私の願い!

 それは...

  人と人との間に育まれた“絆”が、石巻全体に広がり、日本に、世界に広がっていきますように!

  そして、ずっと東北を忘れずに、共に前に進みたい...

 

――――【 完 】――――

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