台風で命拾いした私

2016年4月の熊本地震で被災した教会員の話です。

私の自宅は、元々2階建てでした。              ですが、昨年(2015年)の台風で被害を受けてしまい、自宅の2階部分を撤去しました。これでもう大丈夫だろうと思った矢先に今年(2016年)の熊本地震でした。地震の影響で自宅が倒壊寸前の状態になってしまい、全壊判定が出たため取り壊しを余儀なくされました。「私ばかり、なぜ二度も被災するはめになるんだ…どこまで運が悪いんだろう」と何度も思いました。悔しくてやりきれない思いでいっぱいになり、しばらくは辛い日々でした。

そんなある日、(熊本地震後に自宅の)耐震診断をしてくれた建築業者の人と話す機会があり、こんなことを言われました。

「お母さんは強運の持ち主ですね。」            私は最初、意味が分かりませんでした。

「お母さんのお宅は、2階部分が無い状態だったからこそ、今回の地震で寝室が倒壊せずに済んだんですよ。もし2階部分があったら、その重みで1階の寝室が完全につぶれてしまい、お母さんは今頃天国行きになる所でしたよ。」

それを聞いて驚きました。冷静に考えてみれば、確かにその通りだと私自身も思いました。すると、それまで抱えていた辛さや悔しさがスッと解消されいくのが分かり、不思議な感覚でした。

私目線で見ると、去年から今年にかけては災難の連続でしたが、神様目線で見ると、災難が続く中でも私の命を助けようと必死だったのだと気付きました。

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